自閉ちゃんの娘と私の家族日記

自閉症スペクトラム障害の娘の子育てと子育てのための在宅ワークもろもろを綴った日記です

娘ちゃんパパと大バトルの末のあまりにも驚く行動

 

 

まだまだ暑いですね、高知県では毎日暑さの記録を更新しており、「今年一番の暑さ」を繰り返しているようですが、いったいどんだけ暑くなるね~ん! という感じです。

 

さて、昨日は我が家は大乱闘の日? でした。

 

 

というのもパパと娘ちゃんが大げんかをしてしまったのです! 私からしたらパパが一方的に悪いと思うのですが、娘ちゃんも負けていない性格だった事を再認識してしまいました。

 

事の起こりは私が夕食を作っている最中にパパが帰ってきたところから始まります。

 

娘ちゃんは家ではいくつかの係を担っており、その一つが『ドア係』なのです。ドア係というのは何をするのかというと、開いている扉があったら閉めるというただそれだけの係なのです。

 

夕方パパが家に戻ってくると、チャラランというカギを置く音がしたので、娘ちゃんはドアを開けてあげました。とっても良い子です!

 

そしてそのあと、パパのお部屋が開いたのでいつものベッドに陣取って遊んでいた娘ちゃんでしたが、娘ちゃんが遊んでいた時にちょっと悪い事をしようとしていたので、パパが「そんな事したらいかんよ!」と言った次の瞬間。

 

「あーーーーーーーっ!」

 

という娘ちゃんの叫び声が聞こえ、そのあとすぐにワーワーと泣き出したではありませんか! 

 

私は娘ちゃんのベルトを取り上げてしまったのだと思って、パパに「ベルトを返してあげて」と言いました。

 

パパが娘ちゃんにベルトを渡そうとしても娘ちゃんは泣き止まないどころか、異常なくらいの声を張り上げて泣いています。

 

いったい何が起こったのだろうと見に行くと、何と! 娘ちゃんが寝ているベッドの下に敷いてあったカーペットが引っ張り出されていて、見た目はまるで廃墟のようになっていたのです。

 

私を見ると娘ちゃんは「ママー! パっ!パっ! うわーーーーん」と必死に訴えます。娘ちゃんは突然の変かをとてもキライますので、カーペットをはがされた事をとてもショックに感じたようでした。

 

そしてベッドの上からはがされたカーペットを見て、すごく悲しいんです! とボロボロと涙を流して訴えるのでした。

 

私も困ったけれど、「パパが悪いね、でも娘ちゃん嫌だって言ったの?」と聞くと、歯を食いしばり「パ~!パ~!えっえっ」と泣いています。かわいそうになり抱きしめてあげながら「後でパパに直してもらおうね」とその場を鎮めたのでした。

 

その後は私のところへやってきてチューをしたり、抱っこをおねだりしたのでご機嫌直ったのかな? と思ったら、抱っこしたりチューしたりする様子をパパに見せつけているではありませんか!

 

食事もパクパク食べて完食して食後に遊んでいたので安心はしていました。

 

ところが!

 

パパの部屋が暑かったのでエアコンの空気を送ろうと扇風機で冷やしていると、パパの部屋でうれしそうに遊んでいる娘ちゃんが、私が一緒にパパの部屋にいるので超ご機嫌だったのに、パパが入ってきたとたんに「あ~~っ! め~~~!」と追い返す始末。

 

さらにパパのおやつにとカップラーメンを渡そうと部屋に置いたところ、自分のベッドに入っていた娘ちゃんが起きてきて、急いでパパの部屋へ入っていき、渡したカップラーメンを奪って戻ってくる始末。

 

そしてお腹いっぱいのはずなのにカップラーメンを食べるというではありませんか! 「食べられないでしょー? パパにあげようね」と置いても娘ちゃんはそれを許さず、ひたすらちょうだいちょうだいを繰り返します。

 

仕方がないのでもう一つをパパの部屋に置いて作ってあげようとしましたが、そのラーメンも持ってきてしまいました。その目には「パパにはやらない」という強い意志を感じ、ついゾ~~~っとしてしまいました。

 

結局娘ちゃんは居眠りをしながらラーメンを半分ほど食べ、ニヤッとしてベッドへ入り数秒で眠りについたのでした。

 

食べている間もパパの部屋をチェックしながら「ほーら、パパのラーメンは食べちゃったよ」という感じでしたから、相当カーペットの事を恨んでいたのでしょう。

 

強いこだわりを持っているのはわかっていましたが、腹が立った時の行動はこだわりではなく執念! 

 

当然パパには「娘ちゃんにこんな怖い事をさせないようにしてくれ!」と言い聞かせ、悪い事をした時は娘ちゃんに謝るように言いました。

 

全くもって自閉症の娘ちゃんと発達障害が発覚した父との壮絶な喧嘩の仲裁は疲れます! そしてできればパパの方が注意して欲しいなと思いました……。