自閉ちゃんの娘と私の家族日記

自閉症スペクトラム障害の娘の子育てと子育てのための在宅ワークもろもろを綴った日記です

今更だけど正月の我が家は母のせいで大騒動

数年ぶりに妹たちが我が家にやってきた。妹は高知が大好きで、毎年来ていたけど来るたび母がやさぐれるのでしばらく来なかったのでした。

 

なんなら死んでから来るくらいの気持ちだったかもしれない。でも我慢ができずに来てくれる事に。

 

ところが、妹が姉に高知に行かないか?と連絡をしたことからこの騒動は始まった。

 

妹が姉に電話すると、姉は行きたいけれど母がいるから行きたくないようで、高知に行ったら私が母を押し付けるのではないかと不安になっていたようだった。

 

それを聞いた妹が憤慨して私に電話してきたのだった。私もそれを聞いて良い気持ちにはなれない。

 

だいたい私に言わせて貰えば、元はと言えばあんた達が散々母のお金を使ってきてのに、結婚した途端に親が邪魔になって私のところに押し付けたくせに、その言い草はなんなの?である。

 

そんな事を聞いた私はつい怒りのあまり母に聞こえるように口に出してしまったのでした。それを聞いた母はお得意の自分勝手な話にすり替えてインプット。

 

妹が来た日もツンケンしていました。一緒にご飯を食べようとしても、1人で食べたい!どこかに行こうと言っても行かない!

 

部屋に閉じこもってこっちが笑っていると、何がそんなにおかしいんだっ!馬鹿にしやがって!とどなる。

 

結局最後の日には大ゲンカになり、あろう事か妹に姉に頼まれたって行かないって言っておいてよ!死んだって来なくたっていいから!なんて言うのだ。

 

そして勝ち誇ったような目つきでこちらを見て、バラしてやったぜ!ザマアミロ!的な顔をしていた。

 

それを見た私は、お前だけは死んだって許さない!と言って睨み返してしまいました。実の親が姉妹の仲をぶち壊して楽しむなんて!

 

しかも83にもなってそれが自分にどんな影響が返ってくるかも考えられないなんて、本当に情けない人だなと思ってしまった。

 

当然妹も母を睨みつけ、もう来ないからいいよと捨て台詞。その態度にようやく自分がやった事の重大さに気づき、そそくさと部屋に逃げ帰った母。

 

でもヤバイと思ったのか、猫なで声を出して戻ってきてさっきはごめんね、なんて言ってきたけれどその時はすでに手遅れでした。

 

次の日は帰る日です。散々気分を悪くしておいて、手のひらを返したようにする母に、みんなは辟易していました。そしてさっさと支度をしてよそよそしい態度で空港へ……。

 

妹達はこちらを見る事なく飛行機に乗って行きました。飛行機が飛び去るのを確認して振り返ると、ババアは泣いていました。

 

もう、はあ?今更何やってんだおまえ……馬鹿なの?です。

 

私は83のババアに、わかりやすく丁寧に言いました。

 

あなたさ、後何年生きるつもりかわからないけど、うちらも歳だし明日死ぬかもしれないでしょ?だから人が来てくれたらもう2度と会えない気持ちで接しなくちゃダメなんだよ?

 

もしもこんな別れかたして明日相手が死んだり自分が死んだら嫌な気分にならないかい?大体あんたそうやって自分の兄弟からも縁切られてるでしょ?どうしていつまでも同じ事繰り返すの?

 

自分が気に入らないからって言っても、他人なんだからあんたの思う通りにはならないよ?少しは勉強したら?と言ってしまいました。

 

母は相手が自分の思い通りに動かないと気が済まないので、めっちゃくちゃに文句言ってスッキリしないと気が晴れないのだそうだ。

 

その後で誰からも相手にされなくなると、また相手を恨んだり馬鹿にしないと気が済まない。でも相手は2度と母を相手にしないので、いつまでたっても気分が晴れないのだ。

 

一体どうやったらこんな人間になるんだろう?本当に不思議。

 

その騒動の後で、2日と経たない内にまた大ゲンカになり出て行け!と言われるんだから本当に馬鹿な奴だなと思います。

 

その喧嘩はこれまでになく激しく、殺してやろうかと思うくらいの大騒動でした。結局私との間もぶち壊した母は行くあてもなく未だに同居しているのだ。

 

その話はまた今度にしよう……思い出すだけで疲れてしまうのです。

 

それにしてもどうして感情をコントロールできないのだろう?動物だって必要以上にいきり立ったりしないものなのに、あいつは動物以下の生き物だと言う事なのだろうか?我が親ながら情けない話だ……。