叔母無事に退院しホームに帰る
検査入院で一時危篤にまでなった叔母も、ようやく退院しました。その間にも色々な事があって、バタバタとしていました。
一つは私の叔父に当たる方が、なんと孤独死していたという事がわかり、本当にびっくりしました。うちは遠くて行けなかったけれど、お葬式もしていない感じです。
死後1週間で発見されたのですが、叔父は身内の誰とも交流がなかった事や、長男ではなかった事もあってなのか、亡くなり方に問題があったのかはわからないけれど、そのままお経をいただき代々のお墓に入るみたいです。
田舎には行かないけれど、毎日お線香とお水をあげて冥福を祈っている状態です。なんとなく、叔父は誰も恨んでいないように思います。
割とさっぱりした方だという印象なので、やりきったぞ!という気持ちで旅立たれたのではないかな?なんて勝手に思っています。
というのも叔父が亡くなった連絡が来た晩に不思議な夢を見たからです。
私は誰かに誘われて旅に出ました。ピカピカの車に乗せられて湖に行き、ボートに乗りました。湖はまん丸で、とても広くて水がとてもきれいでした。
ボートに乗りながら湖面を見ると、湖面一面に蓮の花が咲いていてとてもきれいでした。しばらくボートに乗っていましたが、陸へ戻り再び車に乗りました。
運転していたのは見たこともない初老の男性で、白いスーツを着ていました。その方がこれから街まで行かないといけないと言い、私は途中の街で降ろされました。
道の先を見ると、まっすぐな道路の向こう側に比較的大きな街があって、男性はそこへ向かっていきました。辺りはきれいな夕暮れ。そこで目が覚めました。
とても不思議な夢でしたが、あれはもしかしたら叔父だったのかな?なんて思ってよく思い出してみると、男性は楽しそうにしていたのを思い出したので、多分やりきったんだなと感じたわけです。
今の若い方に増えている、セルフネグレクトではなく、寿命を全うしたのだから後悔とか恨みとかはなかったのかもしれないなぁと思うのです。
でも亡くなる前、喉が渇いていたかもしれないし、お腹が減っていたかもしれないと思ったら、ちょっとだけ悲しいなと思いました。
だから毎日お線香を焚いて、少しでも空腹が満たされたら良いなと思います。香食といって亡くなった方のご飯になるらしいです。たくさん食べてお腹いっぱいになって旅だってね!
お疲れ様でした。
ただただそれだけです。