フェキソフェナジン塩酸塩錠 60mg EE
抗ヒスタミン薬で、アレルギー反応を抑えて蕁麻疹や花粉症、喘息の症状を抑えたり皮膚の腫れ、痒みや鼻づまりやアレルギーによる咳を鎮める働きがある。
市販薬などにアレグラという薬がありますが、この薬はアレグラの後発薬という事になります。つまりジェネリック薬品という事になるわけです。
【効果について】
効果が期待できるのは「アトピー性皮膚炎のそう痒、アレルギー性鼻炎、湿疹・皮膚の痒み、蕁麻疹、皮膚疾患の痒み、皮膚そう痒症の痒みを抑える働きがある。
【副作用】
浮腫(むくみ)、過敏症、頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、悪夢、睡眠障害
【重大な副作用の可能性】
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、血圧低下、意識消失、血管浮腫、胸痛、潮紅、過敏症状、肝機能障害、横断、AST上昇、y-GTP上昇、LDH上昇、無顆粒球症、白血球減少、好中球減少。
【それ以外の副作用】
しびれ、嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、下痢、消化不良、便秘、そう痒、蕁麻疹、発疹、排尿困難、頻尿、動悸、血圧上昇、味覚異常、月経異常
【用法と用量】
成人(13歳~成人)は1日に60mgを2回に分けて経口で飲む事。
7歳以上から飲めるお薬となっていて、12歳未満の場合には1回30mgを1日に2回服用する。
ちなみに効果については服用してから多少増減をすると良いらしい。もちろん医師と相談しながら服用方法や量などを変えて服用する必要がある。
抗ヒスタミン薬がどのような働きをするのか
ヒスタミンというのは本来は血圧降下の働きや血管透過性亢進、平滑筋を収縮させる働きをしたり、血管を拡張したりする働きや、線分泌促進といった作用があるのです。
そしてヒスタミンはアレルギー反応や炎症の発疹にも介在物質として働きます。これがアレルギー反応を引き起こす原因となっているのですね。
体内でヒスタミンが多く分泌される事によって、本来はしなくてもいいのに過剰にアレルギー反応を引き起こして、かゆみや蕁麻疹などの症状を引き起こすわけなのです。
物理的な刺激や外部刺激そして内部刺激があると(体温の上昇とかお腹が空いたとか驚いたり、肉体への刺激など)で体に変化が起きて、眠れなくなってしまったりするわけです。
今回はアレルギーに関する反応についてをご紹介しましたが、特にアレルギー反応に関わるのはヒスタミン受容体H1型とされていて、この受容体とヒスタミンが結合するとアレルギー反応を引き起こすわけですね。
これを改善するために抗ヒスタミン薬というお薬を飲むわけです。その代表的なのが『アレグラ』というわけです。
実際に飲んでみて思った事
実際に私が昨日処方していただいた「フェキソフェナジン錠」を飲んでみた感想ですが、悲しい事に全く効果が無いという印象でございました。
痒みは取れないし刺激があると真っ赤になり、膨らんでくるいわゆる蕁麻疹の状態が続いています。
蕁麻疹が出ると体温が高くなり、かなり疲れてしまうのが困ります。 もしも欲張って飲んだとしてもあまり効果は感じられないかもしれません……。
それとも飲み始めたばかりだからなのだろうか? 続けて飲んでいれば効果が実感できてくるのかな? だとしたらもう少し飲んでみる必要はありますので、いただいてきたこの薬を続けてみてそれでも効果が無かったらまた相談をしに行こうと思います。
それにしても解せないのは副作用の中に「蕁麻疹」や「痒み」があるという事です……。それをストップするために飲んでるんだけど~。なんて思ってしまいました。
参考サイト:Wikipedia